\(☆^〇^☆)/ オバンデス
今日は、本の紹介です。
えっと、まず、前もって言っておきます!!!
大変、長い文章ですので、みなさん心してお読みください。
でも、今日の記事はほんとに読んで欲しいです( p_q)
きっと、いくらこれはすごいって書いても、ここが感動なんだって書いても、
実際に会って、説明しても、私の心の中の本当の感動は伝わらない。
すごく、残念で、わかっているんだけど、紹介せずにはいられないんです。
私は、好きな曲とかCDも友達や仕事場の人に紹介しません!
だって、「これ、いいんだよ~」って貸してもらって、
「どうだった?」って聞かれたら、
「よかったよ」って言うに決まってるじゃないですか。
例え、よくなくても・・・
好みって人それぞれだから、強要はしたくないんです><
このブログで、音楽とか本を紹介するのは、
その人が見ても、別に私に義理立てする必要が無いからです。
でも、そんな私ですが、この本だけは、例え、人にどう言われようと、
断固としてお薦めします。読んで後悔しないと確信してます。
と、前置きに力入りすぎましたが、紹介いきます^^
え~~~、大感動!!!!大号泣(。>0<。)
そして、こんな面白い作品を書いてくれた作者に感謝O(-人-)O
なんなの?このハイテンション?と思われた方・・・
許してください><本にこんなに魅了されたの初めてなんです!
私、ブログで時々、本の紹介してますが、もとをただせば・・・
何を隠そう読書嫌い!!!!
読むのは漫画のみを貫き続けて、はや2●年!!
こんなに感動して、こんなに真剣に、こんなに時間をかけて、
こんなに続きが楽しみに感じた読書はありません。
何を大げさにって思うでしょう?でも真実なんです。
私、新幹線通勤をしているのですが、その新幹線の中で感動のあまり、
涙が出そうになりました。しかもラストシーンじゃないとこで。
さらに、さらに、ラストシーンなんて・・・涙流しちゃいましたq(T▽Tq)(pT▽T)p
新幹線のなかですよ?きっと、周りの人たちは私の鼻をすする音で、
「風邪人がいるよ!」って思ったでしょうね^^;
と、では、その本は何かというと・・・
『風が強く吹いている』 作者:三浦しをん
三浦しをんは、2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞した作家で、
この『風が強く吹いている』は直木賞受賞後に、最初に出版された作品です。
この作品についてのインタビューが下記のHPにありますので、
よかったらご覧ください
http://books.yahoo.co.jp/interview/detail/31773871/01.html
私が、この作品を読むきっかけになったのは・・・人に薦められたからです。
しかも、かなり強引に・・・正直、私には読めないと思ったんです。
なぜかって?だって・・・厚いんですよ、これ!!!
ほら!!ねぇ?507ページもあるんですよ!!!
しかも・・・
字が小さい><
こんな小さい字で、しかも500ページの本を読むなんて・・・
・・・地獄だ;;それが第一印象です(^。^;;
だって、読書嫌いの人ならわかるでしょ?
私、絵が入った漫画みたいなのとか、
字が大きくて、ページ数も200ページもないくらいの本でやっとなんですって。
それなのに、こんなの読めるわけ無いでしょ・・・
図書館の借り物なんですが、読まずに返そうと何度思ったか・・・
たぶん、借りてから1ヶ月以上は放置しましたね(^。^;)
その間に、何冊の漫画を読破したか・・・
それでも、まったく読まずに返すのもなんだから、ちょっと読んでみますか!
てな、かる~~い気持ちで読むことにしました。
この本は、80回以上の伝統を誇る正月恒例の箱根駅伝を題材にしたものです。
もうね、設定が・・・最初は「え~」って思ったんですよ。
だ~って、まったくの陸上素人集団(3名は経験者)で、
箱根駅伝に出場するって言うんだから。
ま~った、お決まりの奇跡的なことや、実はとんでもない実力者がど~んと来て、
箱根駅伝出場!!!めでたし!めでたし!!!
みたいな展開になるのかな~って思ったんです。
でもね、読んでみると、どうも違うんです。
箱根駅伝は、家族が大好きだったこともあり、毎年見てました。
ただ、やっぱり、最後までず~っと見てるなんて事はなかったですね。
それでも、知識はそれなりにありました。好きですね、箱根駅伝。
すごい選手の走りに感動し、エースの故障やブレーキに涙し、
繰上げスタートのやり場のない気持ちに悲しみを覚え・・・
でも、この作品を読んで、箱根駅伝の見方が変わると思ってます。
この物語の主人公は二人かな?清瀬灰二(作中の呼び名はハイジ)
と蔵原走(走は「かける」と読みます)を中心に話は進みます。
ハイジはかつて陸上を志したが、怪我で挫折して、モンモンとしていた。
そこで、自分の理想とする走りで逃げる万引犯(菓子パン泥棒)の走に出会う。
変な展開でしょう?
彼を半ば強引に自分が住む、ぼろアパートの竹青荘(読み:チクセイソウ、
作中では、みんなアオタケと呼ぶ)に入居させる。
そこには、走とハイジの他に、様々な魅力的なキャラクターが8人住んでいる。
走が入居して、アオタケの住人が10名となったことで、
ハイジはとんでもないことを告げる!!!!
このメンバーで来年の正月の箱根駅伝を目指す!!!と。
突拍子もないですよね^^;みんな、まったくの初耳!!
でも、ハイジはすごいんです。時には老獪に、時には強引に、
アオタケの住人をやる気にさせて、全員でチャレンジすることになる。
こう書くと、ハイジがいやなやつに見えちゃうかもですが、
ほんとは、と~~~ってもいいヤツなんです!!
箱根での彼の走りに、涙が止まりませんでした。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
登場するキャラがまたおもしろい。
最初はドドドっと10名もの中心人物が出てきて、
私が読書に不慣れなこともあり、「あれ?これってだれだっけ?」って
状況をうまく把握できなかったのですが、すぐに読むのをやめられなくなりました。
物語は走とハイジが中心ですが、その他の8名がまったく脇役と感じない。
それぞれにしっかりしたキャラが立っていて、特徴があって、ストーリーが出来て、
そして、素直に感動できます。
王子:運動からきしだめで、二枚目の漫画オタク。
ジョージ・ジョータ:明るくて人気者のとっても仲が良いが、恋に鈍い双子。
ニコチャン:かつて、陸上部ながら、二浪・二留のヘビースモーカー
ユキ:理論派で切れ者。大学3年時に、すでに司法試験に合格している天才。
キング:クイズ番組を録画までして、早押しに興じるクイズ王。
(この方、とっても私に似てる気がします。箱根駅伝のレース中に、
みんな、いろいろ考えながら走るのですが、この方の考え方が
正に、私そっくりだなって思いました)
ムサ:国費留学生で陸上に無縁ながら、黒人!というだけで、
足が速いと見られることに反感をもつ真面目で気の優しい留学生。
神童:自分の田舎町で神童と呼ばれていた。
山道暮らしに慣れていたという理由で、彼は山登り(5区)を任される
なにやら、どう考えても箱根なんて無理でしょう?
そんなメンバーが時には衝突して、時にはひとつにまとまって、
それぞれに悩み、それぞれが迷いながら成長して、
そして、走る楽しさを感じるとともに、お互いに深い信頼関係が芽生える。
感動だけでなく、随所に大学生らしい笑えるやり取りを交えながら、
物語は感動のフィナーレへ・・・
はっきり言って、作者はすごい!!
まったく読む気が無く、話の目標設定にも失望した私をここまで熱中させた!!
青春ストーリーの王道を行く設定にも係わらず、そう感じさせない!
そして、話に引き込む表現力!!!
本の続きを読むのが、こんなに待ち遠しくて仕方なかった作品はありませんでした。
作者のインタビューにもあるのですが、駅伝につきものの盛り上がるドラマといえば、
エースのブレーキや、繰上げスタートなど。
そんなのを、この作品では強調していないにも係わらず、
(ちょっとありますが、それを意図的で、いやらしいと感じさせない)
とても、ドラマティックな展開で話が進みます。
私自身も、この物語に引き込まれて、最後には・・・
「もう読みたくない!」って思っちゃいました。
なぜかって?
だって、読んだら終わっちゃうじゃないですか;;
もっと読んでいたかったんです。始めはあんなに読む気なかったのに・・・。
とまあ、拙い紹介を長々と失礼しました><話の大筋は話ましたが、
読んでみないとわからない感動が随所にあります。
ぜひぜひ、みなさんにも読んで欲しい!!
そして、来年の箱根駅伝を、今までとは違った視点で見てみませんか?
きっと、新たな感動があなたに訪れると私は確信してます。
ここからは、私の勝手な感想なので、読まなくても全然OKです^^;
この作品中でも述べられていますが、目に見えるものが全てじゃない。
私は、駅伝だけに限らず、あらゆるスポーツを見るときに、結果ばかり気にしてました。
駅伝だったら、優勝したとこがどこか?2位はどこか?3位はどこか?
どこが来年のシード権ととって、どこが取れなかったのか?
でも、選手達にとっては違うのかもしれません。
もちろん、勝つことを一番の目標にしている選手もいるでしょう。
また、「それが一番大切なんだ!」と、スポーツを見る人もいるでしょう。
でも、本当にそうなのでしょうか?
駅伝を見ていて、後ろから来た選手に並ばれる。
・・・そして、あっさり抜かれる。以前の私なら、
「なにやってんだ?必死にくらいつけ!勝ちたくないのか?」
って言ってたでしょうね。でも違うんですね。
抜かれた選手も、その時必死に闘っている。
自分の調子、実力を見極め、自分自身の目標を持ち、懸命に前に進んでいる。
私たちがまったく知りえない、彼は彼自身と懸命に闘っているんだとわかりました。
目標は、学校または選手個人、それぞれ違う。
・箱根の優勝を義務付けられた学校。
・なんとか、上位入賞を目指す学校。
・来年のシード権の確保を目標とする学校。
・箱根駅伝に出場することが目標の学校。
・箱根を1本のたすきでつなぐことが目標の学校。
彼らは、彼らのそれぞれ違った目標で、同じ道を進み、
同じ舞台で、同じ時間に闘っている。
見た目には同じかも知れないけど、彼らは1人1人違う人間で、
違う意思をもって闘っている。
私は、同じ1つのものさしでしか見ていなかったんだと痛感しました。
来年の箱根駅伝では、
彼らにとって走る価値が何なのか?彼らが何を目標にしているのか?
何を考え、そして黙々と走っているのか?
そんなことに想いをはせながら、走ることに本当の価値を見出して、
長い長い道のりを走りきった選手を心から祝福できる!
そんな気持ちにさせられた作品でした。
駅伝に興味が無くても、まったく知らなくても、
大学時代や青春なんて遠い昔だからって言う人も関係なく読めると思います。
駅伝だけでない、人生を生きてく上でのメッセージが、
随所に散りばめられていて、どの年代の人の心にも届く作品でした。
どんなことでも、うまくなくても、上達しなくても、才能がなくても、
そのものの面白さや素晴らしさ、そういうことがわかる人は、
それを続けていいんだよ。
例え、人に笑われたって、あなたが自信をもって素晴らしいと思えるものする。
そして、それを心から楽しめる、その気持ちが大切なんだよって、
優しく肩を押された気がしました。
通販:http://www.bk1.jp/product/2705686(オンライン書店ビーケーワン)
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31773871(Yahoo ブックス)
きっと近所の図書館にもあると思います。ちょっと探してみるのもいいかもです。
ちょっと不安なのは、この先これ以上の感動を読書で味わえるか?ですね^^;
来年の正月、私、箱根にいたりして(^。^;;
いや~、読書ってほんと~~~にいいですね!!
それではみなさん、さよなら、さよなら、さよなら(。・。・)/~~
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