雨の季節(小説)

2007年8月 5日 (日)

小説その10

   ( ^∇^ )ノ” コンチワー

  ・・・もう競馬の回顧する気力もありません><

  ハートオブクイーンの馬連で流しときゃよかった;;

 

 

   とにもかくにも、小説です。

  今日は長いですので、読まれる方は気合を入れて!!

  一応最終回です^^;

    小説その1  その2  その3  その4  その5  その6

  その7  その8  その9 

 

  「雨の季節」その10

 結局、私は海に行く準備をして京子が迎えにくるのを待っていた。約束の時間、京子から電話がきた。「家の前に着いたよ。」「ああ、わかった。今行く。」家を出た私に、京子が声をかける。「おはよう。」京子の笑顔に、私も笑顔で「おはよう。」と返した。しかし、京子はちょっと違和感を覚えたのか、「ん?なんか元気ない?」と聞き返されてしまった。「えっ?そんなことないって、朝だからちょっと眠かったんだって。」「ふ~ん、そうなんだ。」京子はちょっと腑に落ちない感じだったが、海へと車を走らせた。「ねえねえ、加藤くんはさあ・・・」車の中で京子といろいろ話をしたのだが、まったく上の空だった私には、なにを話したのかの記憶が無い。頭の中は、昨日の遠藤さんと女将さんの言葉でいっぱいだった。1時間ほど車を走らせて、ようやく海に着いた。京子はさっそく水着に着替えをすませて、準備万端といった感じだった。私も、とりあえず水着に着替え、パラソルなんか立てて、海水浴気分を醸し出した。

 「ねえ、泳がないの?」「う~ん、ちょっと・・・。」「え~なんで?せっかく海に来たのに。」「うん・・・。」「・・・やっぱり、あたしとじゃつまらない?」と京子がうつむいた。「いや、そんなことないよ。楽しいよ。」「うそ・・・。」京子は、そう言うと黙って私の隣に座った。「加藤くんさあ、無理してるでしょ?わかっちゃうんだな~。加藤くん、人がいいから。最初からわかってたんだよ、加藤くんが恵美のこと好きだって。恵美も加藤くんが好きなんだなって、なんとなくわかってたの。でもね、あたしも加藤くんが好きになっちゃったから。恵美には悪いと思ったけど、加藤くんがふりむいてくれるならって思って・・・。でも、だめみたいね。加藤くんはやっぱり恵美のことが好きだよ。」「京子・・・。」京子は日差しの照りつける夏の空を見上げていた。しばらく、二人の間だけ静寂に包まれた。京子になにか言わなきゃいけない。なにか気の利くことでも言ってあげたいと思ったが、なんお言葉も思い浮かばなかった。京子を慰める言葉が、全て嘘になると気づいていた。そして、もうそんなことを言えないくらいに、私の頭の中をまわっていたことが、やっとひとつのところに落ち着いているのを感じていた。

 「さっさと行けば?あたしなんかに付き合ってる場合じゃないんじゃない?悪いけど、車で送ってあげるほど、あたし、人はよくないからね。」京子の強がりにも似た言葉が私に投げかけられた。京子への申し訳ない気持ちも、たったひとつの言葉でしか表現できなかった。「ごめん・・・。」その一言を残して、私は恵美のもとへと向かった。

 今さらかも知れないけど、もう遅いかもしれないけれど、たったひとこと伝えたかった。すぐに行かなきゃ恵美に会えなくなるわけじゃないことはわかっていた。でも、一秒でも早く会いたかった。顔を見たかった。声を聞きたかった。とにかく、タクシーを探して走った。汗まみれになりながら、ようやくタクシーをつかまえた。タクシーの中でも、恵美のことしか頭になかった。こんなに時間が進むのが遅いと感じたことはなかった。とにかく早く会いたかった。

 タクシーを降りたのは恵美の家の近くの公園だった。恵美が家にいるかなんてわからなかったけど、とにかくそこに行くことしか考えてなかった。携帯で恵美に電話する。『たのむ、出てくれ。』「もしもし。」恵美の声がした。「恵美・・・。」「どうしたの、加藤くん?京子と海に行ったんじゃ・・・。」「恵美、会いたいんだ、今すぐに。」「どうしたのよ?急に。海は?」「今、お前の家の近くの公園にいるんだ。会えないか?」「えっ?うそ?なんで?」「おまえに会いに来たんだ。」「ちょっと待って、すぐに行くから。」そういうと恵美は電話を切った。

 5分くらい経っただろうか、恵美が走ってやってきた。「どうしたのよ。」「恵美、ごめん。おれ、恵美にひどいことばかりして、恵美を傷つけて・・・。」「・・・。」恵美は黙って、私の話を聞いていた。「おれ、遅いかもしれないけど、やっと気づいたんだ。恵美がおれにとって特別な存在だって。一番大切な人だって。おれ、恵美のことが好きだ。おまえと話ができないのが苦しかった。でも、苦しいって認めたくなくて、それを隠してた。やっと素直になれたんだ。恵美の笑顔が、恵美の声が、恵美の存在が、おれにとっては一番大切なんだって。恵美大好きなんだ。」「加藤くん・・・。」恵美の目からは涙がこぼれていた。「遅くなんてないよ。加藤くんに、そう思ってもらえるなんて、とってもうれしいよ。私ね、ずっと加藤くんのこと見てたんだよ。でも、加藤くん、気づいていなかったよね。私も気づかれないようにしていたんだけど・・・。加藤くん、普段は冷めた感じでいるけど、すごく優しくて、人のためにいろいろしてあげられる人だってわかってた。一緒に仕事できて、一緒に話せて、一緒に笑えた、それだけでうれしかったのに・・・。いつのまにか、加藤くんに、こっちを見ていてほしいって思っちゃったの。だから、この前、京子と話しているのが気になって・・・。私のこと見て欲しかったの。だから、素直になれなくて、加藤くんをせめて、傷つけて。ごめんね。私、素直じゃなかった。」恵美は、下を向きながら、右手で涙を拭っていた。「恵美・・・。違うよ、あれは、おれが悪かったんだ。恵美が他の男と話しているのが気に入らなくて。おれが謝らなきゃいけなかったのに。ごめんな・・・。素直になれなかったのは、おれも一緒だよ。」恵美はそっと顔を上げた。その瞳からはまだ涙が流れていたが、私にやさしい視線を投げかけていた。今まで言えなかったことを、お互いに声に出して伝えることが出来た。その安堵感からか、私のほほにも涙が伝っていた。そして、「恵美・・・。おれと付き合ってくれ。」「・・・うん。」恵美のうれしそうな顔が、私の心にそっとしみこんでいった。

 お互いに、見つめ合う私たちの目からは、涙がこぼれていた。ちょうど雨が降り出していた。夏の季節の夕立だったが、私たちは涙も雨も拭こうともせず、立ち尽くしていた。私は恵美を抱き寄せて、そっとキスをした。二人に笑顔があふれて、そして、もう一度キスをした。

 いつもの日常にも、いろんなことが隠れている。私が何気なくすごしていた日々には、恵美がいて、私は知らないうちに、その存在に助けられていた。退屈だと感じる日々にも、様々な出来事が潜んでいて、私たちはそれに目を向けられないだけなんだと思った。恵美の存在を、私は日常の一部のようにあたり前に感じてしまっていた。でも、その存在を再認識したとき、私は恵美がかけがえのない存在だとわかった。私は笑みのことをこれからも愛していくだろう。私の一番大切な人だから。

 「加藤くん!」恵美の声をいつまでも、誰よりも近くで聞いていられるように。

  終わり 

 

 

 長い間、お付き合いしていただきまして、ありがとうございました。クライマックスに、うまく盛り上げることができたでしょうか?正直、自信はありませんが、書いていて楽しかったです。小説として成り立っていない部分、自分自身の力量不足で、表現しきれなかった部分等たくさんありました。でもでも、みなさんに少しでも楽しんでいただけたのなら本望です。

 拙い小説にお付き合いくださったみなさまに感謝して、小説企画の終了です。きっと、しばらくしてから読み直すと、恥ずかしい気持ちでいっぱいになるんだろ~な~(;^。^A アセアセ

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2007年8月 4日 (土)

小説その9

    \(。・o・。)/コンバンワ!

  待っていないかもですが、小説のお時間です^^;

  もうちょっとで終わりますので、お付き合いください><

  小説その1  その2  その3  その4  その5  その6

  その7  その8 

 

  「雨の季節」その9

 翌日、会社では恵美との会話はゼロに等しかった。私としては特に腫れ物に触る必要もないと考え、仕事だけの話だけですませた。何より、恵美が謝らないことに腹が立っていた。『なんで謝ってこないんだよ。お前が謝らないんなら、おれも話すことなんてないんだからな』頭の中でつぶやきながら、心の中がうまく整理できていない自分にも苛立ちを覚えていた。

 夜、京子から電話がかかってきた。「ねね、この前に言った約束なんだけど、海に行くっていうのはどう?」「いいけど、おれ車もってないよ。」「あ、大丈夫!車なら、あたしが出すから。久しぶりなんだよね~、海。加藤くんは?」また、意味のない会話が続いた。まあ、さっさと切るのも悪いと思い、とりあえず飽きるまで付き合うことにした。「じゃあ、明後日の土曜日、忘れないでよ。」「ああ、わかってる。」「じゃあ、おやすみ。」「おやすみ。」

 その翌日も、何の変化もなく仕事を終えて帰ろうとしていた時、隣に座っていた恵美が口を開いた。「京子と明日、海に行くんだって?」ちょっと驚いたが、恵美と京子の仲なら知ってても不思議はない。「ああ、そうだけど?」「ふ~ん。」「なんだよ、なにか言いたいことでもあんのかよ?」「別に、なにもないわよ。」「なんなんだよ、じゃあ別に聞かなくてもいいじゃねぇかよ。」喧嘩腰でそう言った私は、恵美の言葉になにかを期待していたんだと思う。「京子、楽しそうに話してたから。よかったね。京子、ああ見えてけっこう純粋なんだよ。悲しませるようなことはしないでね。」恵美は、ちょっとうつむき加減でそう言った。「ああ、わかったよ。」私は、恵美のそんな様子に気づきながらも、そんな言葉しか出てこなかった。

 恵美との短い会話の後、家路に向かう私の後ろから声が聞こえた。「加藤君。」遠藤さんだった。「これから、なにか用事でもあるかい?」きっと酒の誘いだとわかっていながら、特になにも無いことを告げた。「じゃあ、いつものところに飲みに行かないかい?ちょっと話したいことがあるんだ。今日は私のおごりでもいいから。」いつもの、遠藤さんとはちょっと様子が違うなと思いながらも、気にもとめずに、例の居酒屋に向かった。「あら、いらっしゃい。お二人さん。」女将さんが笑顔で迎えてくれた。

 私たちは、しばらく無言で酒を飲み、料理を口に運んでいた。女将さんもそんな私たちの空気を察したのか、話しかけることもしないで、料理を作って酒を出してくれた。遠藤さんがこう切り出した。「岩崎さんと何かあったの?」遠藤さんの口から出た言葉に驚いた。「えっ?なんでですか?」「なんか、最近二人が話してるのあんまり見かけないからね。隣同士なのにさあ、まるで避けてるみたいに。」「いや、別になにもないですよ。」私はとっさに嘘をついた。「そうかい?そうは思えないけどね。」

 しばらく沈黙が続いた。今日は店には私たちしか来ておらず、女将さんが料理する音だけが響いていた。「加藤君、私は詮索するつもりは無いけど、君たち二人を見ていると、お互い素直になれていない感じがしてね。なんか、お互いに意地の張り合いをしているように見えるんだよ。いらないおせっかいかも知れないけど、どうしても気になってしまってね。」「遠藤さん・・・。」「加藤君の素直な気持ちはどうなんだい?」「おれは・・・。」「・・・まあ、私が言わなくても加藤君が一番わかっていると思うけどね。きっと岩崎さんもそうなんじゃないかな。加藤君のことは私なりに気に掛けてきたつもりだし、迷惑だったとは思うが、いつも一緒に飲んだりしていたからね。他の人よりは君のことがわかるつもりだよ。」そう告げると遠藤さんは、また黙々と酒を口に運んでいった。

 私は、何を話せばいいのか、どうすればいいのか、頭の整理がついていなかった。いきなりの遠藤さんの言葉に戸惑いもあったし、なにより、遠藤さんが自分のことを、そんなに気に掛けてくれていたことに驚いていた。そして、私の素直な気持ちと現実とのズレを感じながら、私も黙って酒を飲んでいた。しばらくして、遠藤さんが酔いつぶれて寝てしまった。女将さんがそれまで口を開かなかったが、私にこう話しかけてきた。「遠藤さん、加藤君のことすごく気に入っているみたいね。こんなに真剣に話している遠藤さん見たことないわよ。加藤君は素直な気持ちになれたのかしら?」「おれは・・・。」「・・・まあ、すぐに素直になれって言われても、なかなか出来るもんじゃないわよね。でもね、あなたより人生を長く生きている先輩の真剣な話は、聞いておいて損はないと思うわよ。私も、素直になれなくて、後悔したことたくさんあったな~。加藤君はそんな風にならないでね。それに相手の女性の方のためにもね。」

 11時を過ぎた頃、私は遠藤さんを起こして、タクシーに乗せ、私も別のタクシーで帰路についた。二人の言葉が私の心について離れなかったが、いまから京子との約束を断るのにも気が引けて、そのまま翌日を向かえてしまった。

     続く

 

 

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2007年7月30日 (月)

小説その8

   \(☆^〇^☆)/ オバンデス その2

 ほんとは2回分も書くつもりは無かったのですが、

 どうやら、明日メンテナンスが入るようで。

 そうなると、今週は水~金まで出張で更新できないため、

 今日のうちに一応、更新しておこうと思いました。

 明日の21時からなので、更新できなくはないのですが、

 念のため^^; 引き続き小説ですので・・・あしからず 

 

  小説その1  その2  その3  その4  その5  その6

  その7 

 

  「雨の季節」その8

 不快さとともに、驚きもたった合コンから開放された私は、ひとり、電車を待っていた。なにより、京子に気に入られたことに驚いていた。あの手のタイプの女性に好かれるとは思っていなかったからだ。恵美への行き場のない怒りと、ちょっとした優越感に浸りながら、私は電車に揺られて家路についた。 

 2次会がどうなったのか、恵美がその後どうしたのか、気にはなったが『別に彼女でもないし、関係ないだろ。』と強がりにも似た感情で、そんな思いを握りつぶした。

 翌日、私たちは昨日あったことなど忘れたかのように仕事に向かい、一日を終えた。私は、特に恵美に何か話すこともなく帰るつもりだったが、帰り際に恵美のほうから声をかけてきた。「加藤くん、なんで昨日1人でさっさと帰っちゃったのよ!」「なんだよ、急に大きな声だすなよ。なんか面白くなかったから帰ったんだよ。恵美だって帰りゃよかっただろ。」「真奈美と京子がいるんだから、帰れないでしょう!真奈美と京子はず~っと男の人としゃべってるんだから、私だって、話したくなくても男の人としゃべらなきゃじゃない。」「話したくなくてもって、1次会でもおれの隣のやつと楽しそうに話してたじゃないかよ。別におれがいなくたって楽しめただろ?」「それは、加藤くんが京子と楽しそうにしてたから、邪魔しちゃ悪いなって思って。」「おい、なに京子のせいにしてるんだよ。」「なんで、京子はかばうのよ。帰り際に、電話番号もらってたもんね。よかったね、京子と仲良くなれて!」「なんだよ!その言い草!だいたい、なに覗き見みたいなことしてんだよ。別におれが誰と仲良くしようが関係ないだろ!」恵美は悲しそうな顔をして、「そうだね、私、加藤くんの彼女でもなんでもないもんね。」と言って、仕事に戻っていった。私は軽い興奮状態だったせいもあり、恵美の自分勝手さに腹を立てながら駅へと向かった。

 駅にむかいながら、恵美を傷つけたことに少しの申し訳なさを感じながらも、私は悪くないとの気持ちとの葛藤にさいなまれていた。そして、何気なくポケットに突っ込んだ手に小さな紙が当たった。京子からもらった連絡先だった。私は特に何も考えずにその番号に電話していた。「もしもし?」携帯の先から京子の声が聞こえた。「あっ、突然ごめん。加藤だけど・・・。」「あ~~!!加藤くん?電話してくれたんだ!!ありがとう~。」いやに明るいのりだったが、今の私には心地よく感じた。「ごめんね。今、仕事中なんだ。すぐに掛けなおすから、ちょっと待ってもらえる?」「あ、まだ仕事中だったんだ。ごめん、じゃあとりあえず切るよ。」「うん、じゃあね。」

 ほんの10分もたたないうちに、京子から電話がかかってきた。「ごめんね、加藤くん。」「大丈夫。もう、仕事終わったの?」「うん、途中だったけど出てきちゃった。ところで、仕事終わったところ?」「ああ、今、駅に向かっているところだよ。」「そうなんだ。じゃあさ、ご飯でも一緒に食べない?」

 断ることもできたが、何の気なしに私は京子の誘いを受けて、京子との待ち合わせ場所に向かった。京子の会社の近くに、よく行く店があるとのことで、私は電車に乗って、隣町に向かった。駅前の待ち合わせ場所で京子と合流して、歩いて5分の店へと入っていった。こ洒落た感じで私一人だったら、絶対に入らないような大人の雰囲気が漂う店内だった。「ここ、恵美とも時々くるの。」という京子の言葉に、恵美の顔が一瞬、頭をよぎった。

 「あたし、ここのパスタが好きなんだ。加藤くんもぜひ食べてみて、と~ってもおいしいから。」「ほんとに?じゃあ、食べてみるか。」酒も飲みながら、3時間くらいはいただろうか。はっきりいって、どうでもいい、とりとめのない会話を続けたが、私のもやもやした心には心地とく聞こえた。別れ際に「また今度、一緒に遊びにでもいかない?」と京子から誘われた。断る理由もなかったので、「別にいいよ。じゃあ、今週末にでもどっか行く?」と答えた。「ほんとに?じゃあ、約束だからね。」京子は笑顔で返した。

 別に京子のことが好きだったわけではなかった。ただ、なんとなく食事して、また会う約束をした。特にその後、どうこうと期待したわけでもない。最近、どうも自分のペースがおかしい。いつもだったら、なにも波風をおこさないように、極力無駄な付き合いなどはせず、人とは離れて生活していたのに、自分から、たいして知りもしない、しかも女性に電話するなんてありえなかった。 

  続く

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小説その7

    \(☆^〇^☆)/ オバンデス

  うちの家には流しに三角コーナーがあるのですが、

 この季節これを洗うのがイヤになりますね・・・

 くさいくさい(; ̄y ̄)c●~~クサイ、、、

  でも、それはいい旦那w

 使い古した歯ブラシまで使って、綺麗にあらうのですよw

      (⌒▽⌒)アハハ!

 といい、旦那様をアピールしたところで、恒例の小説!

 人気がなくても最後までやりますとも!!! 

 

  一応、最後まで書き終わったので、ちゃっちゃと更新します。

 小説その1  その2  その3  その4  その5  その6 

 

  「雨の季節」その7

 その後も、恵美とは仕事場だけの付き合いでは合ったが、今まで以上に打ち解けた仲になっていた。お互い遠慮もなしに、いろんな話ができた。いつのまにか、私は会社に通うのが待ち遠しくなっていた。いや、朝起きるのでさえ、毎日同じなのに、なぜか特別なことが起こっているように感じた。

 梅雨の季節が終わりを告げて、太陽の季節が訪れようとしていたころ、いつものように仕事を終えて家路に向かう私に恵美が声をかけてきた。「加藤くん、今日このあと何か予定ある?」ちょっとあわてている様子で恵美が言った。「いや、別に用はないけど。どうかした?」「あのさあ、人数合わせで悪いんだけど、付き合ってもらえない?」「はあ?なんのこと?」「合コン!!」

 なんだかよくわからない展開で、私は突然、合コンのメンツに入れられていた。集合場所に向かう途中、恵美を問い詰めた。「おい、恵美、説明しろよ。」「人数あわせなんだって。私も加藤くんも。」「だから、どうしておれと恵美の二人で人数あわせなんだよ。どっちかが足りないんならわかるけど、おれらがいなきゃぴったりなんじゃね~のかよ。」「私の友達の真奈美が、いいなって思ってた人がいるんだけど、その人が今日来るのよ。それでお互いにメンツをそろえて合コンみたいな感じにして、二人をくっつけようって話になったの。それで、私に人数あわせで出て欲しいって。ついでに男の人も一人つれてきてって言われたのよ。」『ついでって・・・そこまではっきり言うかよ・・・。早い話がそいつ一人のための合コンじゃねえかよ。めんどくせ~なぁ。でも、伝票のミスとかあったし、断りずらいんだよな。』と思っていると、恵美が困惑顔で言った。「加藤くんごめんね。私、こんなこと頼めるの加藤くんしかいなくて・・・後でご飯でもなんでもおごるから。ね、今日は付き合って。」そういわれると悪い気はしないもので、なんとなく恵美についていって参加することにしたのだった。

 合コン会場は、普通の居酒屋だった。小さなこの町にはこ洒落たバーなんでものはない。合コンといったら居酒屋とほぼ定番になっているようだ。5対5のメンツがそろい、合コンが始まったわけだが、ほぼ全員がサクラ。本気で合コンしているのは1対1というなんとも不思議な状況。運がいいのか、そう始めから決まっていたのか、恵美と向かい合う形になった。『まあ、おれも恵美と話してりゃいいか。』と思っていた。しばらくして、恵美が席を立ったときに、恵美の隣に座っていた女性が私の前に座った。「加藤くんっていうの?あたし、橋本京子。恵美とはお友達?」「あ、そうです。加藤裕久です。恵美とは職場の同僚です。」「それで、今日は連れてこられちゃったわけね。」と彼女はクスッと笑った。「橋本さんは恵美とは知り合いですか?」「うん。今日の主役の真奈美と恵美とは高校の時からの付き合いなの。同級生なのよ。」「あ~、じゃあおれともタメですね。」「ふふ、加藤くんって合コンなれてないでしょう?」ドキッとした。『たしかに合コンなんてやったことなかったけど、なぜばれたんだ?』と思っていると、「だって、合コンで敬語は使わないわよ。」と京子は笑いながら言った。すっかり私は、この女のペースに巻き込まれてしまっていた。気づいたら恵美は京子の隣に座って、向かいの男と楽しそうに話をしていた。

 『なんだよ、お前が席を立つから変な女にからまれるし、その上、お前は見ず知らずの男と楽しくおしゃべりかよ。』とやつあたりを心のなかで叫びながら、私は京子と話を続けた。京子は、私が働いている会社の隣町にある会社で働いていて、恵美とはよく一緒に夕食を食べたりしているそうだ。恵美とはタイプは違うが、大人の女性といった感じで、こういった場に慣れているように見えた。かなり美人なほうだと思うが、正直そんなにタイプではなかった。『まあ、これが終わるまでの我慢だ。早く終わらね~かな~。』と思いながら、恵美と隣の男の会話が気になってしょうがなかった。「ねえ、恵美とは付き合ってるの?」京子のあまりにストレートな質問にどぎまぎしながら、「付き合っちゃいないよ。恵美とは仲のいい同僚だよ。」と答えた。恵美の反応を気にしていたが、特に反応はなく、隣の男との会話を続けていた。

 私は興味が無かったのだが、この台本のあった合コンはうまくいったようで、主役二人は連絡先を教えあっていた。まあ、これから2次会があるんだろうが、私はさっさと帰る気でいた。恵美もそうだと思っていたのだが、京子にしつこく「2次会に行こう!」と言われて断れなかったようで、2次会に行くことになった。それでも、私はこれから用事があると言い張って帰ることにした。こんなめんどくさいことに参加したくなかったこともあったが、なにより恵美が楽しそうにしているのが気に入らなかった。私が帰ろうとすると京子がそっとよってきて、「これ、あたしの携帯の番号とアドレス。よかったら連絡ちょうだい。また会おうよ。」と小さな紙を渡して、2次会のメンツの元へと戻っていった。私は驚いて、しばし呆然としていた。その様子を恵美に見られていたとも知らずに。 

 

  続く

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2007年7月29日 (日)

小説その6

   \(☆^〇^☆)/ オバンデス

  今週は、水曜日から2泊3日で仙台に研修にいってきます!

 で、とりあえず、小説も形になってきたので、更新してみます。

 やりはじめたので、最後までやってみます。 

  なんとか、お付き合いください。 

 

 小説その1  その2  その3  その4  その5 

 

  「雨の季節」その6

 翌日、いつものように雨の匂いで目が覚めた。いつもの母親の声に、いつもの朝食、しかし今日はいつもとは違う気分だった。そそくさと出勤の準備をして、家を出た。いつもの駅へ向かう道も、乗り込む電車も、まわりの人も、窓に映る景色も、アナウンスも停車駅も全て同じはずなのに、違う気分でその景色の中にいた。

 「おはようございます。」いつもと同じ声色で挨拶をして、席へと向かった。「おはよう。」恵美が声をかけてきた。私は「おはよう。」と普段より高い声色で応えた。「ん?いつもより元気あるんじゃない?」との恵美の問いかけに私は、ドキっとした。なにか心の中を見透かされているような気分になって、「そんなことね~よ。」といつもの声色と冷めた自分を取り戻して返事をした。

 私は昨日のことなどなかったかのように、淡々と仕事をした。恵美も特に変わった様子もなく、昨日のことに触れることもなく、今日の終業時刻をむかえた。

 「さて、帰るかな。」帰り支度を終えて、「お先に失礼します。」と返事をして、部屋から出ると、「加藤くん!」と自分を呼ぶ声に引き止められた。昨日とは違うその声は恵美のものだった。「加藤くん、もう帰るの?」「ああ、今日も5時過ぎたしな。」「この後、なにか用事でもあるの?」「いや、別に。遠藤さんにつかまらないように、さっさと帰るよ。」「ふふ、そうだね。また昨日みないなことになったら大変だもんね。また、日付変わっちゃうもんね。」恵美はいたずらっぽく言った。「それは・・・。」と私は言葉につまってしまった。「冗談よ。昨日のことな、私、気にしてないから。」「じゃあ、言わなくたっていいじゃないかよ。」「ふふ、ちょっと加藤くんをからかってみたかっただけ。じゃあ気をつけてね。おつかれさま」『はあ、恵美に弱みをにぎられちまったな。めんどくさいことにならなきゃいいけど』と独り言をつぶやきながらも、ちょっと違う仕事終わりに心が高鳴っているのを感じていた。

 続く

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2007年7月25日 (水)

小説その5

   \(☆^〇^☆)/ オバンデス

  今日は、職場にもエアコンはいってましたw

  でも、28℃だと外とあんまり変わらないですね;;

  まあ、気分的には涼しい感じがするんでOKです!

  さて、明日更新できないので、今日は木曜日に更新

 している小説を書きたいと思います^^

  別にいいよ・・・という声も聞こえてきそうですが、

 一応、最初の山場です!!さて、その山場をしっかり

 盛り上げることができたのか!?特別な週末の

 腕が問われるところです・・・

   小説その1  その2  その3  その4

  それでは、本編です! 

 「雨の季節」その5

 酒が少しばかり入っていたせいか、どういう気まぐれか、私は恵美の手伝いをしていた。いつもだったら、真っ先に帰る私が、10時になろうとしている会社で働いている。ありえない状況だったが、日常に慣れすぎていた私にはいい刺激になったのか、大して気分も害することなく恵美の手伝いをしていた。特に何を話すでもなく、ただ黙々と二人で伝票の整理をしていた。11時を過ぎた頃、原因が判明した・・・私のミスだった。1枚の伝票を私が間違って処理してしまっていた。なんてことはない、本来、恵美が処理するものが私の処理する伝票の中に紛れ込み、私がそれに気づかずに処理してしまっていたのだ。合計金額が違えば気づくのだが、たまたま同じ業者からの伝票で、2枚重なっているのがわからなかったのだ。

 計算をやり直し、作業を終えて私たちは帰ることにした。「ごめんな、恵美。おれのせいでこんなに遅くまで。」時計はもう日付が変わろうとしていた。「いいよ、もうすんだことだし、ちゃんと処理できたんだから。」「でもさあ、恵美が計算合わないって言った時に、自分の伝票もチェックしていればこんなことにはならなかったんだし。」私は、お調子もので、なんでも簡単に物事を考えがちだ。そのくせ、失敗した時には人一倍落ち込む。いつも、もっと慎重にやらなきゃなって思うんだが、同じ失敗をいつも繰り返す。「もういいって。それに、加藤君が残ってくれてうれしかったよ、私。」その言葉に救われた気がしたが、同時に自分になさけなさも感じた。「加藤君、帰りはどうするの?」「もう終電おわっちゃったから、タクシーでも拾うよ。」「じゃあ、送っていくよ。」恵美の家は会社から遠いこともあって車で通勤していた。「いいよ、悪いから。」「なに言ってんのよ。たいした距離じゃないし、通り道じゃない。さあ、はやくはやく。」言われるがままに私は車に乗った。自分のミスで恵美の帰りが遅くなった上に、家まで送ってもらうなんて、はあ、なさけない。

 家の前につくと私は恵美に「ほんとにごめんな。」と言って車を降りた。「今日は特別に許してあげる。また、明日ね、加藤君。」と言うと笑顔で手を振って、車を出した。私はなにかいつもと違う気持ちが湧き上がるのを感じた。静かに雨が降り出していた。

   続く

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2007年7月19日 (木)

小説その4

    \(☆^〇^☆)/ オバンデス

  さてさて、恒例(?)となりました小説です!!

 前回まででいくとここから盛り上がるとこなんですが、

 私の腕がどこまで、盛り上げられるか・・・不安です^^;

 気が向いた方だけ読んでくださいm(。._.。)mペコッ 

    その1  その2  その3 

 

   「雨の季節」その4

 「ちょっとのぞいてみるだけだ。誰がやってるのか確かめるだけ・・・。」いつもの入り口を入り、いつもの部屋に向かう。いつもと違うのは夜の9時をまわり、すでに会社の中は真っ暗だということだ。私は光の漏れる部屋の前にたどり着くと、そっと部屋の中をのぞいてみた。「やっぱり!」部屋の中では、恵美が一人で伝票と格闘していた。もう9時半になろうとしているのに、『いままでずっとやっていたのか?にしたって、ほかのやつはこいつ一人残して、さっさと帰っちまったのかよ。薄情なやつらだ。』と自分のことなど棚に上げて、ほかのさっさと帰ったやつに言いがかりをつけながら、私は部屋の中に入っていった。

 「まだやってんのかよ。」恵美は驚いた様子で、「びっくりした~。誰かと思った。もう、急に声をかけないでよ。」と言った。私は続けた。「なにやってんだよ。もう9時半だぜ。いい加減帰れよ。」「わかってるわよ。でも、合わないものは合わないんだからしょうがないでしょう。それになんで加藤くんがこんな時間に会社にいるのよ?」う~ん、もっともな質問だ。しかし、そう聞いた恵美はすぐにかすかな酒の臭いに気づいて、「ああ、お酒飲んでたのね。一人で寂しいわね~。」と言ってきた。「違うって。帰ろうとしたら遠藤さんに捕まっちまったんだよ。」「あ~、遠藤さん、加藤くんのことお気に入りだしね。」「なにを気に入ったのか。まったく、こっちにしてみりゃ迷惑な話だよ。って、そんなのどうでもいいよ。おまえ、朝までやるつもりか?」「だってさ~、このままにはしておけないでしょう?なんとか終わらせないと明日の分の仕事もできなくなっちゃうよ。」「だ~から~、明日、頭切り替えてやってみれば、きっと合ってるって。」「もし、合わなかったら?」「それは・・・。」「もう、邪魔するんなら、帰ってよね。私が帰るのがどんどん遅くなっちゃでしょ。」恵美はそう言うと、再び伝票に目を落とした。「しょ~がね~な~。」私は恵美の隣に座って、計算を手伝いだした。「え?いいよ。手伝わなくて。早く帰りたいんでしょ?」「おまえひとりでやってたら、いつになるかわからなね~だろ?さっさとやって、早く帰ろうぜ。」ちょっとした沈黙の後に、「うん。」恵美は小さな声でそう言った。

  続く 

  

  今日は短くてすいません><

 盛り上がるところと書いておきながら、中途半端;;

 これ以上書くと話の都合上、かなりの量になってまう・・・

 そうすると、作品の書き溜め分がなくなりそう(。>0<。)

  先週、調子に乗って2日連続でやったばかりに・・・ 

 中途半端をお許しくださいm(。>(エ)<。)m ゴメン

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2007年7月13日 (金)

小説その3

   \(☆^〇^☆)/ オバンデス

 え~っと、毎週木曜更新とかいいながら、今日も小説・・・

 こいつ、書くネタがなかったな・・・というツッコミは無しで

 お願いします。

   その1    その2   もぜひ読んでください^^

  それでは!! 

 

 

 

    「雨の季節」その3

 会社を出ようとした時、「加藤くん」と後ろから声を掛けられた。『しまった、つかまったか・・・』と思いながら、笑顔で振り返る。「遠藤さん、おつかれさまです。」「おつかれさま。」遠藤さんは今年で58歳になる人で、出世などには興味もなく、毎日やることをやって、さっさと帰るといった感じの、私みたいな人間だ。私も年を取ったらこうなるのかな?などといつも考えさせられる人物である。「今日もはやいねぇ。これからデート?」『早いのはお互い様だろ。しかも、おっさんが若い女社員に絡むようなセリフをいうなよ・・・。』と心の中で言いながら、「そんなんじゃないですよ。彼女なんていませんし。」と答える。まあ、これが事実なのが悲しい。「なんだ、じゃあ暇人じゃないか!どうだい、これから1杯?」『ったく、家族のある身なら、早く帰ればいいじゃないか。しかも、どうせ1杯じゃすまないくせに、どうしてこの世の中の飲みに誘う時のセリフは『1杯』って決まり文句なんだろう。』と頭の中で愚痴をこぼしながら、「いいですよ、じゃあいきますか。」いつもの心にも無い言葉と輝く笑顔で返事する私。我ながらすごいやつだと思う。

 遠藤さんとは、時々こうやって飲みに行く。なにが気に入ったのか、遠藤さんが飲みに行く時の相手はたいてい私である。会社から出て、駅とは反対側に5分ほど歩いたところにいつも行く居酒屋がある。小さなお店ではあるが、料理はうまいし、女将さんは美人だ。その女将さんが遠藤さんのお気に入りなのである。「女将、今日もきたよ。」「あら、いらっしゃい、遠藤さん。今日はお二人なのね。」と女将さんが私のほうを見る。「こんばんは。」「こんばんは、加藤くん。」私は何度か連れられて来たことがあるので、名前までしっかり覚えてもらっている。「遠藤さんに、いやいや連れてこられたんでしょう?だめよ、嫌な時はいやだって言わないと。」「そんなことないですよ。誘ってもらってありがたいです。」「またまた、加藤くんみたいに若けりゃ、彼女の一人や二人いるでしょう?ほっといちゃかわいそうよ、彼女が」『おいおい、あんまりおれに話をふるなよ。遠藤さんの機嫌が悪くなるじゃないか。』「彼女なんていないですよ。私より、遠藤さんのほうがモテモテですよ!ねぇ、遠藤さん」古臭い言い回しで、遠藤さんに話を振る。「あら、遠藤さんそんなにおもてになるの?」女将さんが食いついて、女将さんと遠藤さんの話がはじまり、私も一安心。あとは、二人で仲良くやってください。

 私は、料理をたらふく食べて、適度に酒を飲んですごした。9時を過ぎたくらいで、私は解放された。遠藤さんは、まだ飲む気満々だが、女将さんが気を利かせて、私だけ先に帰らせてくれた。「あぁ、もう9時過ぎてんじゃん。明日も仕事だっていうのに、あのおっちゃんはよくやるよ」と独り言を言いながら、駅に向かって歩き始めた。そんなに大きくないこの町では、平日の9時も過ぎれば人なんてまったくいない。運がよければ、酔っ払ったサラリーマンの一人か二人、みかけるくらいだ。5分ほど歩き、会社の前を通り過ぎようとした時、まだ電気がついているのに気がついた。「おうおう、まだがんばっているやつがいるのかよ。安い給料だっていうのに、ご苦労なことで」と口に出して、はっとした。「まさか・・・」「いや、違うだろ、きっと。早く帰ろう。」と思いながらも、私の足は会社に向かっていた。 

   続く

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2007年7月12日 (木)

小説その2

    \(☆^〇^☆)/ オバンデス

 今日はみなさんが待ちに待っていた小説の続きですw

 待ってないっていうツッコミはこの際、おいといて・・・

 読んでいただけたら幸いです。

   ちなみに、1回目を見ていないという方は

   こちらをどうぞ^^ それでははじめます。 

 

 

 

  「雨の季節」

 岩崎恵美は私と同じで会計担当。他の人たちがみな40代以上のこの職場では、唯一花のある存在だ。彼女は、私と同じ3年前にこの会社に来た。同期ということと、若い社員が二人だけということで、すぐに仲良くなった。とはいっても別に付き合っているわけではない。なんとなく、仲のいい同僚という感じで、この3年過ごしてきた。見た目は綺麗なほうになるんじゃないだろうか。性格も明るいし、誰とでも打ち解けられて、きっともてるのだと私は思っていた。

 「な~に?今日は一段と暗い挨拶なんじゃない?」「朝は眠いんだよ」めんどくさそうに私が返す。「挨拶するのはいつも朝でしょう?」『まったく、ちょっとほうっておいてくれ。何があったわけじゃないが、気分が乗らない時だってあるだろう?今日はそんな気分なんだよ。さっさと仕事して、さっさと帰りたいんだ。』と心の中でつぶやきながら「たしかにね。まあ、天気がよくないからじゃないか?」と私は6月の空模様のせいにした。

 私が働いている会社自体の業績は悪くないようだ。地元のお得意さんとうまく付き合って、儲かりもしなければ損もしてないといった程度だろうか。この町にもいくつか印刷業者はあるようだが、印刷業界も厳しいご時世、この仕事はうち、この仕事はあちらの業者という暗黙の了解が存在している。おかげで、今日も平和に仕事が終わっていくのである。

 終業時間がいつもどおり訪れ、「ふう、もう今日も終わりだな。さ~て帰るか。」と帰り支度を始める。ふと隣を見ると、恵美がなにやら困惑顔をしながら伝票を見つめている。「どうした?まだ帰らないのか?」「ん~、どうしても伝票と金額が合わなくて・・・なんどもやり直してるんだけどねぇ。」「まあ、そんなこともあるだろう?今日は帰って、明日やってみたら?なんてことなく合ってたりするするもんだぜ。今日はそのくらいにしとけよ。」「ん~、でもどうしても気になるから、これだけはやってから帰るわ」「そうかい。んじゃあ、あんまり頑張りすぎるなよ。」「うん。おつかれさま。」と、やさしい言葉もかけながら、私は家路につくことにした。

    続く

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2007年7月 5日 (木)

小説・・・

   \(☆^〇^☆)/ オバンデス

 今日も雨でした。7月にはいって梅雨本番って感じです。

 梅雨明けっていつになるんですかね^^; 

 

  今日は、ちょっと挑戦企画^^ちょっと前に、テレビ朝日の

 「ロンドンハーツ」で芸人さんが恋愛小説作ってましたが、

 なんとなく自分で文章書いてみるのも面白いかな~と

 おもって、まだ完成してないんですが、自作の小説(はたして、

 小説といえるのでしょうか・・・)というものをちょっと作りはじ

 見ました。ただ!!!普通に書いているだけだとおそらく

 完成させずじまいになりそうで^^;また、せっかく書くなら

 どんな変なできでも、公表したほうが面白いですよね^^

 ということで、ブログに載せてみます。ひとこと言っておくと

 特別な週末はかなりマジメに書いています。でも、文章書く

 のも初めて、ということで、おそらくストーリーも笑っちゃうほ

 ど稚拙でしょうが、どうか許してください><毎週木曜あた

 りに、ちょっとずつ話を載せていけたらって思ってます。

  気が向いた方だけでけっこうですので、付き合っていただけ

 たら幸いです。それでは、はじめます;; 

 

 

    「雨の季節」

  雨の季節。鼻を突く雨の臭いで目が覚める。

 「今日も雨か・・・」私は、この季節が嫌いだ。というか、この

 季節が好きなやつなんているのだろうか。

  私は、布団から起き上がり、台所に向かう。「おはよう。」

 と母の声と、朝食のいい匂いがした。私は「おはよう。」と

 言うと同時に、またいつもの同じ日常が始まってしまったと、

 少しがっかりしたような気分になった。

  私は、母との二人暮しだ。私が中学生の時に、父は病気で

 他界した。その後、高校・大学と私を1人で育ててくれた母に

 は頭が上がらない。「ずいぶん眠そうだねぇ。きのう何時まで

 起きてたんだい!」母の言葉に、『おれも、もう25だぞ。いい

 加減、子供扱いはやめてくれ』という言葉が出てきそうになっ

 たが、喉まで出たその言葉をのみこんだ。「はやく支度しない

 と仕事におくれるよ!」母はそんなことお構いなしに続けた。

  いつものように、朝食を食べ、顔を洗い、着替えをすませて、

 会社に向かう。いつもの電車のいつもの車両、いつもの席に

 座る。「ふう・・・」ひとつため息ついて目を上げる。向の人も、

 隣の人も、窓に映る景色もいつもどおり。いつもどおりのアナ

 ウンスにいつもどおりの停車駅、そしていつもどおりの駅で

 降りる。『いつも同じこの景色で、いったいなにを楽しみに

 すりゃいいんだ』と心の中で、独り言をつぶやきながら、

 駅の改札を抜けて会社に向かった。

  私が働いている会社は、社員数10名程度の小さな会社

 だ。田舎町によくある小さな印刷会社が私の職場。私は一

 応、会計を担当して、毎日伝票の整理やらで一日が終わる。

 「ふう、今日も1日伝票整理をしていりゃあ、1日がおわっちま

 うな。たまには違うこともやってみたいよ。」とつぶやきながら、

 会社に入っていく。そうは言うものの、いつもと違う仕事がまわ

 ってくれば、『めんどくせ~』と心の中で叫んでいるのだが、

 見慣れた日常で過ごす退屈にも飽き飽きしているのだ。

  「おはようございます」爽やかに挨拶していつもの席に座る私。

 心の中で何を思っていても、敵を作るのは得策ではなく、笑顔

 をふりまいておくのが、一番敵を作らない手だと考える。そんな

 私の、会社での評判はすこぶるいいようだ。

  「おはよう、加藤くん。」隣の同い年の岩崎恵美が声をかけて

 きた。私はさっきよりも暗い声で「おはよう」と返した。なぜか、

 彼女とは馬が合った。私の役作りも彼女にはすぐにばれた。

 まあ、そのおかげで彼女の前では演技することもなく気楽に

 振舞えた。  

   続く・・・・かな?^^; 

 

  本日はここまでにしときます。みなさんがつまらないと

 いっても、これだけは最後まで書きますよ~^^たぶん^^;

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