カタチアルコトバその10
\(☆^〇^☆)/ オバンデス
今日は、お月様がと~っても綺麗でした(o^∇^o)ノ
月齢が15.412でほぼ満月ですよ^^
たまには、のんびり空を見上げるのもいいもんです(^▽^)
さてさて、連続小説連載第2段!!
明日で終わりますので、あと少々お付き合いください(;^。^A アセアセ・・
カタチアルコトバその10
香奈と私はその日、私の家で掲示板のチェックをした。思ったとおりのことが起こった。その日の掲示板には、私たちの会話がそのまま載っていた。
「なんか、明日からあいつ学校もどってくるらしいよ~」「え~~!ほんとに?マジ勘弁してよ」「しかも、古瀬に説得されたんだって!!!」「うそ~!?古瀬とあかねって、もしかして付き合ってんの?マジ、ショックなんだけど!!」「しかも、明日あかねと古瀬と一緒に遊びに行こうなんていってるやつがいて、正直勘弁してって感じじゃない?」「あ~、それ聞いた!!やめてほしいよね。全然行きたくないし。古瀬もいい迷惑なんじゃない?」
決定的だった。この話は美夏にしかしてないし、美夏も学校の誰かに話した様子もなかった。「美夏の単独犯だ」香奈と私は確信した。
翌日、私たちは美夏を呼び出して話をした。「美夏、なにか後ろめたいことしてない?」香奈の問いかけに、美夏は驚いた様子で聞き返した。「なに?突然?」「とぼけてもだめだよ」香奈はプリントアウトした掲示板の書き込みを美香に見せた。「これに見覚えない?」美夏はさっと目をそむけた。「なんのことよ?」「あかねへの中傷が書かれた掲示板だよ」「初めて聞いた」「うそつかないでよ」「じゃあ、証拠があるの?私がやったっていう?」言い争いたくなかった私は美夏にこう言った。「ごめんね、美夏。昨日の話、うそなんだ。全部ね。あなたにしか話してないの。だから、昨日の会話のこと知ってるのは美夏だけなの」美夏は驚きのあまり言葉を失っていた。「なんで、こんなことしちゃったの・・・?」それに香奈も続いた。「あかねが何したのよ?美夏そんなことする子じゃなかったじゃん!」「古瀬のこと?」私の問いかけに、美夏は下を向きながら答えた。「・・・私・・・古瀬君のことがほんとに好きだったの。それで今まで告白なんてしたことなかったけど、勇気を出して、ほんとにほんとに勇気を振り絞って告白したの。そしたら、あかねのことが好きだって言われて・・・。ショックだった。あかねは悪くないって分かってたけど、気持ちの整理がつけられなくて・・・。学校行っても古瀬君のことが気になっちゃって、勉強も手につかなくて、塾でも成績落ちちゃうし・・・。親にも成績のことで怒られて、すごくイライラして・・・。そんな時に掲示板で書き込みしてみたの。最初は誰かの悪口書くなんてしてなかったんだけど、なんとなくあかねの悪口を書いて、そしたら止まらなくなっちゃって・・・。私が書いたってわかるわけじゃないからって・・・。言いたいこと全部書いて、自分の気分を晴らしてたの。別に誰かに見て欲しかったわけじゃなかったから、私一人で書いてたの。書き込み始めてしばらくしたとき、あかねの様子が変だって裕子たちが話してて、ある日、裕子があかねにいきなり問い詰められた話聞いて、この掲示板のこと気づいたんだってわかって・・・。もう止まらなかった。とことんまで書いちゃえって・・・。調子が悪くて保健室で休んでたとき、たまたまあかねが来て、あかねが苦しんでるのはわかったんだけど、私だって苦しんでるんだって、あんたがいなきゃって・・・ごめんなさい・・・」「ごめんって!あかねが学校にこれなくなったのが自分のせいだって思わなかったの?」「香奈!やめて」「でも・・・」「美夏、あなたがすごく傷ついて、どうしていいか分からなくて、こんなことしちゃったんだと思うけど、あかねはあなた以上に傷ついて、あなた以上に苦しんでる。それをわかって。もう、こんなことしないって約束してほしいの」私は美夏を問い詰めて苦しめるようなことはしたくなかったし、そんなことより美夏に心から謝って欲しかった。あかねのためにも、美夏自身のためにも。「ごめんなさい。私が全部悪いの・・・」美夏の目からは大粒の涙がこぼれていた。
つづく
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